知多半島ナビ
有限会社デイリーファーム
常滑焼で有名な陶器の里、知多半島常滑市郊外、小高い丘の上に私たち「デイリーファーム」があります。伊勢湾と三河湾に挟まれたこの地で三代にわたり、温暖な気候と豊かな緑にかこまれて大切に手間をかけ、ゆったりと育て上げた鶏たちのたまごを生産しています。 体にやさしい安全なたまごを食べたい、もちろん味や栄養価も満足したい・・「食べる人」の気持ちに応えようと、農場全体に気を配って様々な対策をとり「地のものを地の人が食べる」こだわりをつらぬいています。

安心・安全で美味しい卵をお客様に…自然豊かな農場です!

安心・安全で美味しい卵をお客様に…自然豊かな農場です!

  

こんにちは!知多半島ナビです。今回は常滑市にあるデイリーファームさんへ行ってきました。木々に囲まれた緑がたくさんの農場で、とても落ち着いたところでした。

 

 

 

  自然がたくさんの農場! 

緑の木々が茂る道を進むとパッとあらわれるデイリーファームさんの看板。常滑の自然溢れる小高い丘の上に農場があります。ちなみにデイリーファームという名前は”毎日仕事をきちんとさせていただく”ことから付けられたそうですよ!

 

 

そんなデイリーファームさんですが、この看板の奥からは関係者以外立ち入ることは出来ません。これはデイリーファームさんが鶏を育て、卵を産んでもらう際に気をつけている「安全」というところからきているのです。

 

 

 

 

 

 

 安全へのこだわり 

先ほど触れた「安全」ですが、デイリーファームさんはその安全についてとても心掛けています。

 

● こだわりの飼料

この写真のタンクは全部飼料、つまり鶏のえさなんです!大きいですよね。この大きさのタンクがずらっと並んでいました。

 

 

 

 

【こちらの写真に書いてありますnon-GMOの文字。何の意味なのか分かりますか?】

これは、遺伝子組み換えをしていない原料を使っている飼料であることを示しています。主にとうもろこし、大豆を原料として使用しています。

鶏に与える飼料に遺伝子組み換えされていない原料を使っている所はほとんどないそうです。

もちろん、飼料は栄養バランスを考えて作られています。鶏は安全で健康的な飼料を食べて、美味しくて安全な卵を産むのですね!

 

 

● 鶏の健康

<元気な鶏たち>  

 

デイリーファームさんは安心・安全な卵をつくるために、空気や水、ねずみなどの害獣にも気を使っています。それは、卵の味は鶏の健康、環境によって左右されるからです。

デイリーファームさんのモットーは”よいたまごはよい鶏から”安全で健康な鶏であることで安全で美味しい卵が産まれます。

定期的に鶏の健康検査をしたり、ワクチンを打って病気を防ぐことで鶏の健康を保っているのです。

また、デイリーファームさんの鶏舎では、鶏をケージに入れて育てています。ケージで育てることで健康管理がしやすくなる、効率的に育てることができるなどの利点があります。

鶏はケージに入っているためどうしても運動は制限されて、ストレスを感じてしまいます。しかし、デイリーファームさんはその限られたスペースでもあまりストレスを感じさせないように気をつけて飼育・管理をされています。

産卵期を終えた鶏は鶏舎から移動し、カラになった鶏舎は徹底的に洗浄・消毒をします。こうしたひと手間ひと手間が鶏の健康を支えています。

 

 

● ISO22000:2005

 

こちらはISO22000:2005の登録証です。ISO22000:2005とは食の安全を守るための仕組みとしてつくられた規格です。会社全体で食の安全を守れる仕組みを構築できることを認証するものとなります。

デイリーファームさんは2008年にこのISO22000:2005を取得しました。つまり、品質と安全の評価が高いと認められたのです。

ナビメンバーは取材をした時、ISO22000を満たすための審査基準の一部を聞かせていただたきました。その一部でもとても多くの基準があり、ただただ驚きました!

これだけの審査基準を必要とするISO22000。それを満たしているデイリーファームさんが心掛けている安全へのこだわり…。納得という一言しか出てこないですね!

 

 

● GPセンター

<GPセンター>

 

上の写真の左にある建物はGPセンターと呼ばれています。この建物は卵の格付けや箱詰め、保管をするところです。GPセンターは農場と離れた場所にあることが多いそうなのですが、デイリーファームさんは農場とGPセンターが併設されています。併設されていることで産みたてで新鮮な卵をすぐに届けることが出来ます。卵に対する情熱の深さがうかがえます。

こうした安全についての配慮の積み重ねの後、卵は消費者のもとへ運ばれていきます。

 

 

 

 卵のご紹介 

 

ここで、卵についての豆知識をいくつか紹介します。

卵の殻の色が赤色だったり白色だったりしますが、みなさんはなぜだろうと思ったことはありませんか?実はほとんどが鶏の羽の色によって色が変わるんです。羽が赤色だったら殻も赤、羽が白色だったら殻も白という風ですね。

また、皆さんの中でコレステロールが気になるといった健康への理由で「卵は1日に1個しか食べたらいけない」と聞いたことがある人がいるのではないでしょうか。実は最新の研究では1日に2個食べてもレシチンという成分の働きによってコレステロール値は上がらず、逆に下がることがわかっているそうです!

なんとデイリーファームさんの卵はコレステロールの値が低いのです!デイリーファームさんの卵ならたくさん食べられますね!

さらにトウモロコシや大豆を主原料とした、植物性タンパク飼料を与えた鶏が産んだ卵なので、臭みがなくさっぱりとした味なのも特徴です。

 

 

 

 知多半島発のブランドあいちの米たまご 

 

こちらのあいちの米たまごと言う商品。

気になる名前をしていますよね。ナビメンバーも最初は疑問に思いました。

その答えは鶏たちの餌である飼料にありました。

このあいちの米たまごを産む鶏たちの飼料には地元愛知県の知多半島で作られたお米が使われているのです。

地元の方たちが愛情を込めて作ったお米を、デイリーファームさんが愛情を込めて育てた鶏が食べて産まれたのがあいちの米たまごというわけです。

まさに、知多・常滑発の新しいブランドです。

また、この卵には日本の農業を元気にしたい、穀物をはじめとする食料自給率が上がってほしいというデイリーファームさんの代表である市田さんの思いも込められています。

日本の食料自給率が低いことなどからこれからの日本の農業を心配し、飼料用としてお米を作ってもらい農家の方の役に少しでも立てれば。という思いで作られたそうです。

 

 

 

 

 <飼料米>

左の写真が鶏に与えている飼料です。大きい粒がところどころ見えると思いますが、これが飼料米です。お米は飼料に10%配合されています。

 

 

 

 

 

 

 卵のラインナップ 

ここで紹介したデイリーファームさんの卵は、イオン、マックスバリュー、スーパーいしはら等の知多半島郊外のスーパーでお買い求めいただけます。こだわりと、熱い思いのこもった卵…。ナビメンバーもぜひ買ってみたいと思いました!

 

 <朱の里たまご>              <あいちの米たまご>

 

 

<とれたてあかたまご>             <赤たまご>

 

ちなみに写真上段左にあります「朱の里たまご」。これは、常滑焼の陶器の色と卵の殻の色が似ていることから商品名が付けられたそうです。

 

 

 

 卵の美味しい食べ方 

デイリーファームさんにおすすめの料理は何かと聞いたところ、一番のおすすめは”卵かけごはん”と聞きました。また卵の黄色がよく映えるオムレツや卵焼きといったシンプルな卵料理もおすすめとのこと。卵の味と品質に自信を持っているからだそうです!

スイーツでは、風味の良いカスタードクリームにするのも良いですし、また品質が良く、よく泡立つのでシフォンケーキやスポンジにご利用いただくのもおすすめだそうです。ちなみに、デイリーファームさんの卵の品質の良さはプロのパティシエが認めるほど!

皆さんはどんな卵料理がお好きですか?自分だけのオリジナルの卵料理を考えるのも良いかもしれませんね!

 

 

以上、知多半島ナビでした。

 


 

 

有限会社デイリーファーム

〒479-0806

愛知県常滑市大谷字芦狭間5

TEL:0569-37-0072 / FAX:0569-37-0256

http://www.dailyfarm.co.jp